「これからの生き方を考える」授業

2023年12月12日(火)

「これからの生き方を考える」の授業は、外部より講師の方をお招きし、
月に一度行っている授業です。

11月は、本校において「マナー」と「着付け」をご講義くださっている佐藤操先生に、
「食事マナー(座学編)」のご講義を頂戴いたしました。

講義では、下記お作法の基本と、
「ともに楽しく、おいしく、美しくいただく」という気持ちを大切にする事、
また、「会話もご馳走の一つ」であり、愚痴をいいながらのお食事ではなく、
お話を楽しみながらお食事をすると、
お料理が一段と美味しくなると学ばせていただきました。

【お作法の基本】
・お食事やお茶を楽しむ為のお作法
・箸と器の扱い方
・懐石料理の意味
・和食、洋食の食べ方

基本的なお作法は、各々が練習して身につけなければなりませんが、
寮生活を共にする仲間と、楽しい会話と、
「ともに楽しく、おいしく、美しくいただく」という気持ちを大切にすることは、
日々のお食事の際に実践する事が出来ます。
ぜひ楽しいお時間を過ごしていただければ幸いです。 

ここで、学生の感想の一部をご紹介いたします。
〇バイトをした際、お料理をお出しする側にいた私ですが、
前菜・吸物・造り・煮物・焼き物・揚げ物・止椀の順番でお出しする意味と、
どのように食べるのが正解か不思議に思っていたので、理解できて良かったです。

〇食事マナーと聞くと堅苦しく緊張しながら食事をするイメージでしたが、
 食事はどんなときにも、おいしく楽しくいただくことが大切なのだと学びました。

〇自分だけでなく、一緒に食べる相手も気持ちよく楽しく食事することが
 大切なのだと改めて学びました。

〇どれだけ見た目をきれいにしても、
 礼儀やマナーができていなければ意味がないと思っているので、
 内面から真の美しい女性になれるようにもっと学びたいと思いました。

〇松花堂弁当は聞いたことがあるものの、「松花堂昭乗」が使っていた、
十文字に仕切ってあった絵の具の道具箱から始まったということを初めて知りました。

次回、12月の「食事マナー(実践編)」では、懐石弁当を実食いたします。
学生が、お食事を楽しみながらお作法を学ばせていただけることを期待しております。

 

記事を書いた人

つるかめ

つるかめ

SPIの担当をしています。学生から質問がある度、学生時代に学んだ数学を忘れてしまっている事を自覚させられます。今年の目標は、「復習を行い、学生個々のつまづきにアプローチできるようになる」です。