学生の領解(月曜朝礼より)

2023年05月10日(水)

佼成4月号領解 1年生Bさん

今まで生きてきて18年、日々感謝で目覚めるというのは、正直私にとって、とても難しいことだと思いました。

病気になってから、健康なことがありがたく思えるように、芳澍に来て寮生活をしてから、親の偉大さに気づき、感謝をするように、やはり人間は、一度苦しまないと感謝ができないのだと思いました。

楽をして生きている人なんてこの世に誰1人もいません。

仏様が説いたように、この世は苦で、生きている限り悩みもがき苦しみます。

私たちの1億人以上にも渡るご先祖様が、誰一人として、諦めずに頑張って生き抜いて、子供を産み、命を繋いできたのだと考えると、今の自分の命は自分のものだけじゃなく、1億にも渡る沢山のご先祖様の努力の結晶なんだと思うと、自分の命がとても尊く大事に思えてきます。

私はこれから朝起きた時、目が覚めてまた今日1日が送れるのは、ご先祖様や多くの周りの人たちが頑張ったおかげで、この命は沢山の人の努力の結晶、そして頑張った証なんだと、ありがたく感謝で朝を迎えて気持ちを整え、沢山の人に恩返しができるよう、今日も1日精一杯頑張るぞと部屋を出ていきたいと思います。

記事を書いた人

ホームタウン

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6月生まれの双子座、京都府出身です。実は私も芳澍の卒業生。芳澍で学び、ものごとの受け取り方、考え方が変わりました。芳澍は私にとって「人生の教科書」。大好きで大切な場所です。