台風18号

2013年09月20日(金)

13日の金曜日(ちょっと嫌な予感)に小笠原諸島の南で発生した
台風は15日・16日の連休に日本を直撃しそうな気配。

15日は学校のある和田周辺では、氏神さまである大宮八幡宮の大祭の予定でした。芳澍では、HappyMondayのために不足している月曜日の授業を確保するために、16日(月)を授業にし、24日(火)を休みにして、今週末が三連休になるように予定していました。

そこに台風18号の発生。

16日朝、ちょうど学生が登校し始める7:45頃から急に雨風が強くなり、寮と学校は徒歩で5分ほどの距離ですが、何か飛んで来ても危険だなぁと感じる位になっていました。
そこに、日直やいつも早めに登校してくる学生数名が、
全身びしょ濡れ、髪も乱れ、靴はグショグショ
「傘が三回もひっくり返った」と、叫びながら飛び込んで来ました。
スタッフがタオルを持って拭いていると
「先生、これでも学校やるんですか~ぁ」
「え~っ今から中止になったら、せっかく来たのに戻りたくないです」等々。

毎週月曜日は「月曜朝礼」と言って、セレニティホールで校長先生より一週間の心構えを頂く、全校の合同朝礼です。

結局

これから登校する学生は寮に待機。
月曜朝礼のお当番(お役のお陰さまで雨が降る前に登校していた学生数名)と暴風の中飛び込んできた学生数名で
芳澍開校以来初めての月曜朝礼が始まりました。

10人あまりの学生とスタッフ7・8人でしっかり裏経を上げ、
ご導師のお役をされた一井先生の挨拶、
平野副校長先生からの心構え。
いつもの月曜朝礼と同じように滞りなく終えました。

その後、ほんの少しですが風雨が弱まった間に、
学生はダッシュで帰寮しました。

台風一過とはよく言ったもので、翌日の17日からはまさしく秋晴れの毎日。季節が一変したような感じです。

「雨降って地固まる」と、言いますが
人生も同じかなあとも思います。
自分にとって歓迎できないような様々な出来事も、その時は、受け入れられなくて苦しい思いをたくさんします。
そこを何とかしようと、一生懸命努力して行くところに、成長があるのだと感じます。