エコなお話 part2

2013年10月18日(金)

5月14日に引き続き、『エコなお話』の第二弾です。
今回のテーマ
     【2-1=1+エコ】  (なんじゃそりゃ(;^_^A)

巷で販売されているシャンプーやコンディショナー、
液体のボディソープにハンドソープなど、プッシュ式ノズルのボトル商品を、
随分と多く見かけるようになりました。
常に一定量が押し出せるという意味では、大変便利な商品だと思います。

先日、そのボディソープの新製品を購入し、早速風呂場へお持ち込み。
その際、何気なくボトルの裏を読んでみると、
「タオル等に適量(2押し程度)を押し出してお使いください。」の文字が…。
思わず、「ん??」
(老若男女、体の大きさなんて実に様々なのに、一律に“2押し”が適量…?)

日本人成人男性の平均体型より、やや大きめな私でも、
普段は“1押し”で充分ですが、試しにその日は“2押し”で洗ってみました。
ナント! もの凄~い泡立ちと泡の量! 鏡に映る自分を見て、
まるでCMタレントになったような気分でした(勘違いは承知の上で…笑)。
ついでにシャンプーも倍にしてみたら、
こちらは“泡のアフロヘア”が完成! 大笑いです。

ここでふと、一思案。
(毎回2押しの人が1押しに変えたら、使用量は半分で済む…。
 月1本年間12本購入している人は、半分の6本で済む計算になるんだ…。)
たしかに「泡が汚れを落とす」ことは言われておりますが、
多すぎる泡は、ただその他の泡を取り囲んでいるだけ。
ラップの上に更にラップを重ねているようなものですね。
また多くの泡を流すために、それなりのお湯も使うでしょうから、
おそらく水道やガスの節約にも影響しそうです。

既に「ポン、ポン」とノズルを押すのが自身の定番になっている場合、
「ポン」に変えるのは難しいかもしれませんが、
ボディタオルやスポンジ、さらに体も髪も充分濡らして、
最初にしっかり泡立てることで、意外と少量でも対応できそうです。
足りなかったら追加で補う…このほうが経済的かもしれません。
「ちょっと多かった…。」と気付いても、出過ぎたものは戻せませんから…。

続いてティッシュペーパー。
ボクシングのワンツーパンチよろしく「シュッ、シュッ」と素早く
2枚(組)続けて箱から引き抜く場面に出会うことがあります。
もちろん必要あってのことですから、全然問題ないのですが、
噂によると、意外とこれが“癖”になっている人も少なくないとか…。

ティッシュペーパーの一人当たり年間使用量は、
ダントツで“世界一”と言われている日本。
年々砂漠化が進んでいる地球で、更に森林資源保護という見地からすると、
あまり言われたくはない称号かもしれません。

無意識の「シュッ、シュッ」が自身の定番になっている場合、
「シュッ」に変えるのは難しいかもしれませんが、
1枚(組)で用が足りなかったらもう1枚(組)…。
こちらも追加策で対応し、“つい…”を減らすことで節約できそうな気がします。

最後にハミガキ剤。
ハミガキ剤のCMの中には、歯ブラシのブラシ部分の右端から左端まで
た~っぷり絞り出すシーンを見かけます。

でも、もしその分量で実際にハミガキしたなら、
激しい泡立ちと強い刺激で、きっとすぐに洗い流してしまいそうです。
それにその強い爽快感から、歯を磨ききった“つもり”になってしまい、
結局口内トラブルの原因になることもあるとか…。

歯ブラシのブラシ部分のおよそ2㎝とすると、半分の1㎝。
もしかしたら、この量でも充分に事足りそうな気がします。
もちろん医療目的や、商品の有効成分の関係もありますので
一概には言えませんが、歯の治療の際には、かかりつけの歯科医さんに
ご自分に合った「成分と適量」を聞いてみるのも良いかもしれませんね。

では、ここで一首。

何となくでもお分かりいただけましたでしょうか?

「はい、はい。」

「はい。」も1回で!(笑)