アンテナを張って、知っていこう

2014年12月16日(火)

WCRP女性部会に数年前から委員として参加しています。
長年、海外の支援中心の活動が多かったのですが、私が参加させていただくようになったあたりから、少しずつ変化してきました。
 3・11の東日本大震災のとき、被災された地域・人々への鎮魂・慰霊・支援を進める中で、あるお母さん方との出会いがありました。
 「本吉絆つながり隊」
   ・・・宮崎県気仙沼市本吉町。障がい児・者を抱える親の会です。
    大震災で、笑顔を失い、心傷ついた子ども達の心安らげる居場所を作ろうと結成されました
    さらに、この震災で心傷ついた子ども達を目の当たりにして、その様子を発信しながら、
    このような子どもたちを二度とつくらないようにという願いを込めた活動をされています。

 現地にできた居場所を見学したり、被災した場所に伺ったり、また、お話しにきていただいたりして、たくさんの事例を知って、びっくりすることばかりです。本当わかっていない自分を思い知りました。

 特に、自閉症のように、大勢の中や、狭い場所が苦手な障がいを持つ方々の避難生活は、聞けば聞くほど、壮絶です。それを支える母親・家族のご苦労は計り知れません。
 3年半経っても、その時のストレスやパニックが、トラウマになっているのです。

 災害はいつ、どこで起るかわかりません。この現実を知っていただいて、支援していく工夫を一緒に考えていきたいと念願しています。

 もっと詳しく知りたい方は、ぜひ、WCRP日本委員会女性部会にお問い合わせください。