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校舎はみんなを待っている

2020年08月28日(金)

こんにちは!2年生の学級担当をしている鈴木です。
コロナ禍で猛暑の夏、いかがお過ごしでしょうか。

前期の間、学生たちは全国のそれぞれの自宅から遠隔授業を行ってきました。校舎の教室たちは、昨年度終了式以降、学生の声を聴いていません。

私たちは、その校舎に感謝の気持ちを込め、前期全く使われなかった場所も含めて、この夏、スタッフ一人ひとりがそれぞれの持ち場の掃除を進めています。

1年から2年のクラスに移動された学生のポスターを見て、

「一年かけて皆がつくりあげてきた絆の証明がここにちゃんと残っているね」

と、一人でほっこり。
アルコールで机やドアノブを拭きながら、これまで報道されてきたコロナ禍の消毒部隊の方を思い出し、

「コロナの感染者がでた場所では、業者の人が高濃度のアルコールで、防護服を着て、掃除していたな。具合が悪くなりながら、闘っている人が今もいるんだ」

と、心でつぶやき。

今、もっと過酷な状況下でも、挑戦し続けている人たちがいる…。整然と並んだ机を眺めながら、「この教室で一緒の時間を共有できなくても、どこまでみんなと成長し、つながり合っていけるか、後期も挑戦していこう」と思った夏のひとときでした。