12月19日 月曜朝礼より

2022年12月22日(木)

石田校長より佼成1月号のかみしめがありました。

 

「一年の計は元旦にあり」と言いますが、
何を定めたのかを忘れないように文字にしておいて、
目に付くところに貼っておくという努力も必要なのかもしれません。
ちなみに元旦と元日の違いを知っていますか。
元日って、一月一日のこと。
元旦の旦は、「日」の下に「一」がありますよね。
この「一」は、地平線を表しています。
元旦は、「一月一日の朝」のことを言うんだそうですね。
「一年の計は元旦にあり」という言葉は、
昇ってくるお日様に「こういう一年にしよう」と誓うのが、
日本人が大事にしてきた習わしだったのかもしれません。

 

さて、私たちは、もともと元気な存在で、
全てのものと調和しながら健やかにいられるはずなのに、人のことを責めてみたり、
不平不満を抱えたりして、自分自身で元気をなくしてしまいます。
元気がないのは人のせいではなく、自分のせいということになるのだと思います。

だからこそ、六波羅蜜の利他の行が大事で、車でいえばガソリンの役割かもしれない。
利他の行が自分の元気を増してくれるものになる。
本当の健康の利得を受け取るには、会長先生が一年かけて教えてくださった、
六波羅蜜の実践ということです。

 

今年も10日余りになりましたが、一年を締めくくると共に、
来年をどう過ごしていくのかを大事に考えていけたらと思います。