防災対策について

2015年02月06日(金)

最近、防災についての研修を受けました。その中で、印象的な言葉がありました。「人はあらかじめ予想していた事が起きた時は、迅速に対応できる。予想していなかった事が起きた時は、すぐには対応できない。」
 災害が発生した時、よく 「想定外の事が起きた。」 という言葉が聞かれます。あらかじめ予想できていれば、被災を未然に防ぐことができます。予想できていない事が起きた時、何もできずに被災されます。
 防災対策をする場合、想像力が大切です。考えられるいろいろな事を想像します。その想像に対して、対策していきます。この事はとても難しいです。
 日頃から、「もし、ここで大きな地震が起きたら、どうなるか?どのような対応が可能か?」という事を意識して想像する事が必要です。
  過去の地震災害では、寝ている時に被災された割合が高いそうです。寝ている時に大きな地震が起きた時は、揺れている間は何もできないです。物が倒れてけがをする。または避難できなくなる。ですから、対策として、寝ている場所に倒れる物を置かない。タンスなどは、寝ている側に、倒れにくいようにしておく。このような事が防災対策の有効な手段になります。
  避難する時の注意点は、素足で避難しない事。靴があれば、靴を履いて雛難する。靴がない時は、スリッパを履いて雛難する。何もない時は、足もとに注意して雛難する。地震が起きるとガラスなどが割れて、避難経路に散らばっている可能性があります。素足で避難して足をけがする人が多いそうです。できれば、寝室に避難用の運動靴を準備して置くといいと思います。
  「もし、ここで大きな地震が起きたら、どうなるか?どのような対応が可能か?」という事を意識して想像する事が大切です。