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ある日の出来事

2015年07月21日(火)

ある日の出来事です。

 芳澍女学院では、指定した検定について、合格した時に受験料が返還されるシステムがあります。
ある学生が検定に合格し、学校から受験料の返還の日、庶務のK先生が「受け取りに来ないなぁ」とつぶやいていました。その学生が、我がクラスの学生だったので、すぐに連絡しなくては、と思ったその瞬間、K先生が「学生の自主性を育てたいので、待ってます」との言葉にハッとしました。
私は学生が困っていることを、すぐに解決することを考えてしまう癖があり、学生の学びに繋げてあげることが、出来ていないことを教えていただいたように思いました。以前、娘にも、「お母さんはその時のことだけで、将来を考えてないよね」と言われたことを思い出し、また同じことを繰り返してしまうところでした。

 その後、学生が思い出したらしく飛んできました。K先生にお詫びをしながら、K先生の思いをかみしめていました。

その日の終礼の時、その学生が約束を忘れてしまったことの反省と共に、これからの生活に繋なげていきたいと伝えてくれました。

 今週のクラス目標が「理想の人をみつけ、真似していこう」でした。校長先生から週の心構えを頂き、私を成長させる方法として“素直にまねる”というお言葉から学生が決めた目標でした。
私の目標をまた一つ確認させていただいた1日でした。