戦後75周年~今私に出来ることを~

2020年08月14日(金)

皆さま、こんにちは!
長い梅雨が終わり、暑い夏が始まりましたね!私はこの春、4月より芳澍で寮生担当のお役をいただいております、中川と申します。

月日が経つのは早いもので、気が付くと5ヶ月が経っておりました。今月の8月1日から学生たちは夏休みに入りました!今年はコロナの影響もあり、例年通りの夏を過ごすのは難しいと思いますがオンライン授業になっても日々成長を見せてくれる学生達ならこの夏もそれぞれ楽しく工夫して、過ごしているのではと感じます!(^^)!

また、明日8月15日は日本の終戦日です。
8月6日広島に原子爆弾が投下され、そして広島に続き9日長崎にも原子爆弾が投下され沢山の方々が犠牲になりました。

今年は、終戦75周年の節目です。
実際に戦争を体験された方々がご高齢になり、戦争について語ってくださる「語り部さん」も限られてきました。

私たちの今ある平和は、沢山の犠牲の上に成り立っていることを忘れず、平和に対して一人一人が意識を持つことが大切だと思いました。

去年、私は「ハチドリのひとしずく」というお話を教えていただきました。とても感銘を受けたお話でしたので皆さんに是非お分けさせていただきます!

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【ハチドリのひとしずく】
森が燃えていました
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけはいったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます

動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」
といって笑います

クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」

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たとえどんなに小さな力でも決して無力ではない。
そして、「ひとしずく」も一人一人が持ち寄ればのちに川となり海となるように、とても大きな力になると教えてくれています。

このハチドリのように勇気を持って私にできることを精一杯し、祈りを捧げていきたいと思います。皆が協力すれば平和への第一歩も大きなものになると信じて、共に平和を築いていきましょう!