入学式(4月4日実施) 校長式辞

2021年04月12日(月)

4月4日(日)に実施いたしました、第28期生 入学式 における「校長式辞」の全文を、以下掲載いたします

第28期生 入学式 校長式辞

芳澍女学院情報国際専門学校 第28期生 入学式にあたり、多くの教団役職者の皆さま、出身教会長様方にご列席を頂き、誠にありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。

第28期生の皆さん、芳澍女学院への入学、おめでとうございます。皆さんは午前中に行われた、学林・3科合同入林式の中で、一人一人がそれぞれ、会長先生の御前で「誓いの言葉」を述べさせて頂きました。「〇〇を精進させて頂きます」「〇〇を努力致します」といった、大変力強い誓願であり、非常に頼もしく思えました。この誓願を胸に、芳澍女学院で自分を大きく成長させていきましょう。

コロナ禍がまだまだ終息に至らず、今年度もオンラインでのスタートなり、不安を感じる新入生もいるかもしれません。でも、安心してください。皆さんには、この1年間、立派にオンラインでの学校生活をやり遂げた、27期生の先輩がいてくれます。皆さんにそっと、寄り添ってくれます。困ったことがあれば、どんどん頼って欲しいと思います。そのことを27期生は望んでいます。

ここで、本校初代校長・泉田佳子名誉校長先生より、新入生の皆さんへお祝いのメッセージを頂きました。紹介いたします。

「入学おめでとうございます。まろやかな心、心の温かさを大切に、
芳澍で平和な時を過ごして欲しいと思います。
時代が大きな変化のときを迎えるなか、若い皆様に大いに期待しております。」

泉田先生はいつも芳澍生の心の成長を願って下さっています。今後も多くのことを泉田先生から学ばせて頂きたいと思います。

最後になりますが、保護者の皆さま、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。今年の年頭法話で会長先生は「知性や理性だけでなく、人の心の機微の分かる情緒や情理を具えた人、思いやりのある人を育てなければ、本当の意味の人づくりにはならず、心豊かな社会も築けません。」とご指導くださいました。知性や理性と共に、心の機微が分かる、思いやりのある人こそ、本校建学の精神である「悲智円満」な人であると捉えています。スタッフ一同、会長先生のご指導を胸に刻み、人材育成に努める所存です。これからの2年間、保護者の皆さまのご理解、ご協力を頂ければ幸いでございます。何卒、よろしくお願い致します。

また、学生は自宅におりますので、地元の教会長さんはじめサンガの皆さまには大変お世話になると思っております。どうぞよろしくお願い致します。第28期生の皆さん、「まろやか人」「温かい人」を目指す、自分づくりの旅が始まりました。自分を支えて下さる、あらゆるものへの感謝の心を忘れずに、そして笑顔を絶やさずに、学林・芳澍生として一歩一歩、仏道を歩んでいきましょう。  以上です。

令和3年4月4日

芳澍女学院情報国際専門学校校長

石 田 光 男

<以上>