学生の「佼成6月号を拝読して」の発表の後、校長先生からのお言葉がありました。
「今月の会長先生のお言葉で、最高の忍辱とは何かといえば、
受け入れて認めるということと慈悲の心が大事になると教えてくださっています。
思ったことをため込まずに口に出して伝えていくことは大切です。
口に出さないということは我慢になります。
目の前にいる人は自分が言ったことで嫌な思いをしているかもしれません。
または、自分に対して誤解をしているかもしれません。
心に蓋をするのではなく、『かもしれない』というのを確かめる必要があります。
確かめていくには、口に出していくことが大切です。
根底には、お互いに“理解しあいたい”“もっと相手のことを知りたい”
“誤解があったらそれを解きたい”という人のことを思いやる気持ちが根底にあります。
それは、慈悲ということにつながっていきます。
今を大事にしながら生きていくということが大事です。
今があることは、当たり前なことではなく、いろんな人に支えられて今があります。
いろんな人のおかげさまで今自分が生かされていることを感じられるようになりましょう。」
最後に校長先生の体験から、信じることの大切さのお話がありました。
「相手の言葉を信じるという信心にご守護がいただけるという言葉に救われ、
ご守護の世界はそういうことなのだという」体験をお話くださいました。