佼成6月号を拝読して 2年生Bさん(抜粋)
最近私は寮生活にも慣れてきて今までは気にならなかったことが気になったり、
モヤッとしたりすることが増えました。
そういう時は穏やかにやり過ごすために、「そういうこともある」と考え、
受け入れようと心がけていましたが、
それでも「もう無理だ!」と爆発してしまう時もありました。
そんな時今回の佼成を読み、こんなふうにまだ心が穏やかになりきれていない私は
「忍辱」ではなく「我慢」の状態なのだと思いました。
今まで違う環境で育った人同士が24時間一緒にいるようになり、
モヤッとしたりイラっとしたりするのは当然のことだと思います。
そんな時、「そういうこともある」と心の中で呪文のように唱えることで
心を穏やかに保っていると思っていましたが、
実はモヤッとした気持ちと向き合わずに
ただ我慢をしていたのではないかと気がつきました。
だからといって、叩かれても何も言わずに受け入れ、
相手の心配までできる良寛さんのようになれる自信はまだまだありません。
しかし、今の私にできることをして
少しずつでも広い心を持てるようになれたらいいなと思います。