学生の「佼成7月号を拝読して」の発表の後、校長先生からお話がありました。(抜粋)
〈Iさんのかみしめ〉
いろんなことは、一朝一夕に解決しないですよね。
簡単にはいかないのですが、向き合って積み重ねていくなかで変わってくるのだと思います。
そして、それを自分の殻に閉じこまらずに出すことで
違う視点が生まれてくることもあります。
でも、無理に自分の心を合わせる必要はありません。
人それぞれに当たり前が違うのだということが理解できてくると、
人間関係はどんどん広がりが持てるようになり、人の理解が深まってきます。
〈Jさんのかみしめ〉
相手に感謝の心を伝えることは普段できているかもしれないけれど、
照れくさかったりしませんか。
だけど「ありがとう」と言ってもらった人も嬉しくなりますよね。
自分が「ありがとう」と思って生きようとすると、ありがとうの種を探そうとします。
今までスルーしていたことが、
自分にとってありがたいことだったのだと拾い集められてくると、
その人生はきっと豊かになります。
そういうことの当たり前の積み重ねが精進なのだと思います。
これから前期のまとめになりますが、体調も整えながら、
目の前の課題に向き合ってコツコツと頑張ってもらいたいです。
お互いに助け合いながらできるというのは、寮生活の特権です。
自分一人ではないという思いをかみしめながら、
7月最後まで頑張って乗り切っていきましょう。